インド・北西部の乾燥地帯は4つの州にまたがって、ヘナの産地が広がっています。そのうちのひとつ、ラージャスターン州には、名産地として知られるソジャットという町があります。
近隣で栽培されたヘナが集まってくる町です。この町の特殊な気候風土が、高品質なヘナを育てます。
2012年のソジャットの気候データを集計、グラフ化しました。
降水量は極めて少なく、夏の終わりにわずかな雨が降ります。例年、東京はたくさんの雨が降ります。
気温は高く、しかも、1日の寒暖差が大きいのが特徴です。
両グラフのオレンジ色の帯が、高品質なヘナの収穫時期です。
春先にも収穫されますが、『ソジャットヘナ』の原料となるヘナは、秋に収穫した葉だけです。
1年を通して高温にさらされている風土の中で、一瞬だけ雨が降り、その後、1日の寒暖差が大きく開いてきた、この秋の葉っぱには、恵みの有効成分「ローソン」がたっぷり含まれます。
トラバリーの場合は、もうひと手間をかけて、この良い時期に収穫した葉をさらに現地でより分けて、もっとも良い葉だけをヘナ専用工場に運びます。
こうして高品質ヘナブランド『ソジャットヘナ』の素材が決定されていきます。